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新硝種「異常部分分散性光学ガラス K-PFK90」を開発工業化!
- お知らせ
- 2008.06.30
K-PFK90は、屈折率(nd)が1.45880、アッベ数(νd)が90.0で、しかも一例の部分分散比(θg,F)が0.537であるように、非常に大きな異常部分分散性を持つ光学ガラスです。当社のK-CaFk95やK-PFK85、およびK-PFK80などと同様に、色収差や二次スペクトルの除去に最適です。
またK-PFK90は、光通信で使用される波長の1.3ミクロンや1.5ミクロンにおけるシリカ(石英)ファイバーのコアの屈折率に近い値を持っているため、光通信用の用途にも有用です。
さらにK-PFK90は、480°C前後の低温でモールド成形が可能なため、精密モールド成形用としても適しています。
当然のことながらK-PFK90には環境に負荷をかける鉛や砒素などは含まれていません。