バリューチェーン

SUMITAのバリューチェーンです

素材開発

原材料の組成を決定し、試験熔解を繰り返すことで、新たなガラスを開発してきました。
自由な風土で培われた自由な発想から画期的な製品を生み出し続けます。

ガラス熔解

光学的特性に合わせ、必要な原料を調合し、1200~1400℃でガラスの熔解を行います。
その後、ゆっくりと冷却しながら、特性の細かい数値を合わせるアニールを行います。

ファイバー紡糸

コアとクラッドの二重構造の坩堝で、溶かしたガラスを底から同時に引くことにより、1本の光ファイバーにします。ファイバーの外径は、この時のガラスの温度と、引き出される速度で決まりますので、精密な制御が必要になります。外径30μmから数100μmまで製造しています。

超微細金型加工

超微細加工により、細かいレンズ形状に合わせて金型を作製します。

レンズ成形

金型の上に、プリフォーム材料を置き、熱をかけながらプレスしていきます。
その後、ゆっくり冷却し、レンズが完成します。
外径φ0.5㎜以下~φ30㎜程度の非球面レンズまで製作可能です。

アッセンブリ(レンズユニット)

微細なレンズを精密に組み上げていきます。
それぞれのレンズの位置が設計と異なると、光軸がずれ、きれいな画像が得られなくなるため、精密な組み立て技術が必要となります。

アッセンブリ(ファイバー)

紡糸した素線を、お客様の要望に応じて、様々な形状に組み上げます。髪の毛ほどの細さのファイバーが断線しないよう組み上げるため、熟練の技術が必要となります。

アッセンブリ(デバイス)

光学部品だけでなく、電子部品を含む組立まで対応します。

イメージガイド製造

数千~数万本のファイバーを両端で同じ配列になるよう並べます。
その後、溶出工程を踏むことで、フレキシブルなイメージガイドを生み出します。

アッセンブリ(内視鏡)

細径のイメージガイドと極小レンズを組み合わせ、超細径内視鏡を組み立てています。
部品がとても小さいため、顕微鏡下での作業など、とても繊細な技術が必要となります。