マスコットのナゼ太郎がSUMITAの裏の裏まで徹底取材
光学ガラスに使用される原料は約70種類あります。 1種類のガラスをつくるのに使う原料は5〜15種類程度。 全て不純物の少ない高純度原料を使用します。
調合された原料は、石英坩堝(せきえいるつぼ)で1次熔解してガラス化します。 その後、本熔解炉である白金坩堝(はっきんるつぼ)で熔解し、熔解が完了します。 熔解温度は1200〜1400℃の高温になります。
熔解したガラスを徐々に冷却し、大きな塊や棒状、板状のガラスにします。 そのガラスには泡や、脈理などが含まれています。それらを目視により検査し、取り除いて均質な部分だけを製品とします。熟練検査員は、普通の人には見えないような不均質の部分も見つけ出します。
撰塊されたガラスを、様々な形状に切り出したり(切断丸目品や角出研削品など) 再加熱して柔らかくなったガラスを金型でプレスして形を整えます(ハンドプレス品)。 このハンドプレス品は、低コストなのが特長です。