機能性ガラス
蓄光ガラス
- 蓄光ガラスは光のエネルギーを蓄えて暗闇で光り続けます。
- 透明なガラスで蓄光
- 数時間以上の長時間発光
- 希土類のテルビウムを使う全く新しいタイプの蓄光材料
蓄光ガラスのメカニズム
蓄光ガラスの内部では、光のエネルギーにより電子の移動が起こり、 電子がトラップと呼ばれるところに一時的に蓄えられ、 それが徐々にもとの状態に戻ることにより長時間発光すると推察される。
蓄光するために必要な光
- 太陽光
- 蛍光灯(一般照明用、ブラックライト、殺菌灯)
- 紫外線を含む光源
数分以上照射してください。
- 補足
- 蓄光ガラスの温度が高いと発光は暗くなり、時間も短くなります。
- 蓄光するとガラスの色が黄色になりますが、発光とともに淡くなります
G2000(緑色蓄光ガラス)
-
発光スペクトル
-
透過率スペクトル
R2000(赤色蓄光ガラス)
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発光スペクトル
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透過率スペクトル
発光強度時間変化
G2000 | R2000 | |
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主発光波長 (nm) | 542 | 645 |
屈折率 (nd) | 1.680 | 1.692 |
転移点 Tg (℃) | 593 | 551 |
屈伏点 At (℃) | 650 | 597 |
線膨張係数 (α x 10-7) | 85 | 68 |
比重 S.g | 4.05 | 4.10 |
※ 記載データは試験溶融品によるものです。今後、予告無く変更する場合があります。
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